勝利から学ぶ

ケッペンは「士族と平民の差をなくす」目的で、1870年に兵の断髪を提言し、紀州藩で実行されています(明治政府が「散髪の自由」を言う前年のことです)。結局この「国民皆兵」は廃藩置県で紀州が藩から県になるまでのわずか1年少々行われただけですが、残された資料を見ると明治政府は一種の「パイロットスタディ」として紀州藩にこの試みを行わせていたようです。  71年にケッペンは一時帰国をします。軍需物資の買い入れが公的な目的ですが、長く別居していた妻子に会いたいという理由も大きかったのではないでしょうか。ところが帰国中に廃藩置県があり、ケッペンは解雇されてしまいます(そもそも「雇用の主体」が消滅してしまったわけです)。日本全体に徴兵令が施行されたのは、1873年のことでした。  普仏戦争は、日本の軍制にも強い影響を与えました。「フランス陸軍に勝ったプロイセン軍に学べ」というわけです。ヨーロッパ視察から帰国した山県は、フランス式だった日本陸軍をドイツ式に路線変更をします。「勝利から学ぶ」わけです。だけど同じ時期、フランスは「敗北から学」んでいたわけですよね。「歴史から学ぶ」なんて簡単に言ってしまいますが、なかなか「きちんと学ぶ」ことは難しいことのようです。
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